景気が上向くと新卒採用を増やすが、もう皆が大手に行くわけではない件
今日の日経新聞一面の記事。
日本企業の採用市場は活発になってきた。為替の円安影響も根強く、製造業は特に著しい。日経平均株価がこの1年で13,000円→19,000円台まで上昇している点も物語っている。
ただ気になるのは、これらの企業は従来通りに採用ができるのかということだ。
どの企業も一流企業出し、学生にとってもいまだ人気企業ばかりだと思うが、大手企業が赤字転落するニュースをちらほら見る機会も増え、「大手企業絶対論」は崩れつつあるのも忘れてはならない。学生も馬鹿ではないから、就活という自分にとって大きな一歩をどの企業で踏み出すかを真剣に考えるからこそ、中長期的なキャリアを考えてベンチャーや独立志向の学生も増えている印象もある。
企業は学生の動向を踏まえた上で従来と同じ方法で採用できるか、今一度考えなければならない時代になっていると思う。学生もナビサイト以外にも各種SNSや就活支援会社の急増もあり、様々な情報の中から取捨選択をしなければならない。
「今」何が一番効果的で効率的なのか。今後もその動向を追って見極めていきたい。
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